マリー・アントワネットの魅力とは一体なんなのでしょうか。
マリー・アントワネットと言えば、1789年に始まったフランス革命において捕まり、ギロチンで処刑されたフランスの王妃です。
彼女は37歳という若さで処刑されたのです。
しかし、そんな彼女は今この時代においても語り継がれ、なおかつ彼女をモチーフにした映画もたくさんありますよね。
それならば、彼女の魅力とは一体なんなのでしょうか。
ここではマリー・アントワネットの魅力について解説します。
可愛くて美人
マリー・アントワネットというと、様々な肖像画を思い浮かべるという人も多いのではないでしょうか。
時代が時代ですから写真というものは存在しませんが、マリー・アントワネットには様々な肖像画が残されていますね。
どれも可愛らしく描かれており、マリー・アントワネットは美人であったと言われています。
もともと神聖ローマ帝国のマリアテレジアのもとに生まれ、マリアアントニアというお姫様として育ちました。
そんな彼女はフランスに嫁いでも美人であり、華やかな存在だったと言われています。
おしゃれ
マリー・アントワネットは、そのおしゃれでフランスの財政を傾けたとも言われています。
毎日のようにドレスや髪飾りを作らせ、フランス革命が始まった後は赤字夫人、などと呼ばれていました。
彼女の贅沢な生活を利用し、首飾り事件というものも起こっていますね。
髪の毛を1メートルほどにまで高くして固め、さらにその上に大きな船などの髪飾りを乗せるというファッションも流行っており、髪の毛が高すぎてドアを通れなかったり、馬車に乗ってもきちんと座れなかったり、ということもあったようです。
悲しい人生
14歳でオーストリアからフランスに嫁いだマリー・アントワネットは、37歳という若さでその生涯を閉じました。
ギロチンで処刑された背景には平民のことも考えずにお金を使いすぎたという背景もありますが、彼女を処刑するために様々な陰謀も起こっていたと言われています。
つまり、彼女はフランス革命の悲劇のヒロインであり、犠牲者という言い方もできるのでしょう。
14歳という若さで結婚し、2,000人を超える貴族が生活しているベルサイユ宮殿で孤独を感じ、その孤独を紛らわせるためにおしゃれに興じた結果処刑されたのです。
その悲しい人生そのものがマリー・アントワネットの魅力として現在も語られている理由なのかもしれません。
まとめ
いかがでしょうか。
マリー・アントワネットの悲しい人生は今でも多くの人の注目を集めています。
歴史の授業ではマリアテレジアしか学ばないことも多いですが、フランス革命と言えばマリー・アントワネットやルイ16世のことを覚えておきたいですね。