マリー・アントワネットが好きなものは一体何だったのでしょうか。
マリー・アントワネットと言うと、その贅沢な生活ぶりが有名ですね。
しかし彼女はあの女帝、マリア・テレジアの娘であり、品の良い育ちをした女性です。
彼女は決して宝石などが好きだったわけではありません。
そんな彼女は何が好きだったのでしょうか。
ここでは彼女が好きだったものについて解説します。
ドレス
彼女はおしゃれが大好きでした。
14歳でフランスという異国に嫁いだ彼女は当初、ベルサイユ宮殿で独りぼっちだったと言われています。
当時は2000人を超える貴族がベルサイユ宮殿で生活していましたが、誰も幼い王太子妃のことをそこまで気にする者はいませんでした。
それどころか王族の食事風景が公開されていたり、貴族の階級によって便器の形が違ったりなどマリー・アントワネットにとっては理解できない習慣も多かったのです。
そのような週間から孤独を感じたマリー・アントワネットはお洒落に興味を持つようになり、ドレスを何枚も作らせたと言われています。
お菓子
マリー・アントワネットはマカロンが大好きだったと言われています。
朝食に甘いものを食べ、昼に肉や魚、夜にスープという食事をしていたため、彼女はケーキやマカロンを食べても体型が変わることがありませんでした。
このように朝に甘い物を食べる食事形式やダイエット方法をマリー・アントワネット法ということがありますね。
「パンがないならお菓子を食べれば」というのはマリー・アントワネットの言葉ではないと言われていますが、このような発言を王妃がしたと言われてしまった背景には、やはりお菓子が好きだったということが挙げられるのでしょう。
花
マリー・アントワネット花が好きだったと言われています。
そのため、フランス革命の最中に息子のルイ・シャルルと引き離された時、ルイ・シャルルは花好きの母のためにと母が閉じ込められている部屋の外に花を置いておいたことがありました。
また、自分で薔薇園を育てていたとも言われています。
「マリー・アントワネット」という品種の薔薇がありますね。
彼女は薔薇も好きだったと言われているのです。
まとめ
いかがでしょうか。
彼女はおしゃれが好きでしたが、宝石などに目がくらんでいたわけではありません。
寂しさを紛らわせるためにおしゃれをし、パーティーに出かけていたのです。
彼女を理解する人物が一人でもベルサイユ宮殿にいたならば、歴史は変わっていたのかもしれません。