マリー・アントワネットは「お菓子を食べたらいいじゃない」と本当に言ったのか

マリー・アントワネットが「パンがないならお菓子を食べたらいいじゃない」と言ったというのは本当なのでしょうか。

この言葉は、マリー・アントワネットがいかに平民の実情を知らなかったのかということを表すためによく使われますね。

また、世間知らずの人を指して比喩として使われることもあります。

しかし、マリー・アントワネットが「お菓子を食べれば」というのは本当なのでしょうか。

ここでは、このマリー・アントワネットの発言について解説します。

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お菓子とは何なのか

そもそも、「お菓子を食べればいいじゃない」出てくるお菓子というのは一体なんなのでしょうか。

このお菓子はブリオッシュと言われています。

今でこそ一般的に食べられますが、この時代の平民が食べられるようなものではありませんでした。

つまり、「パンがないならブリオッシュを食べればいいじゃない」ということになり、そもそもパンを食べることができない平民はブリオッシュ等を食べることができませんから、マリー・アントワネット世間知らずさを表す表現となるのです。

マリー・アントワネットの言葉ではない!

その一方で「パンがないならお菓子を食べればいいじゃない」というのはマリー・アントワネットの発言ではないという結論が出されています。

確かにマリー・アントワネットは結婚した時こそ贅沢な生活をしており、毎日のようにドレスや髪飾りを作らせていました。

しかし、特に子供が生まれた後は堅実な生活をし、恵まれない人に対する救援なども行っていたと言われています。

子供に対してはおもちゃを与えすぎることもなく、ありがたみということも教えていました。

ですから、マリー・アントワネットが「パンがないならお菓子を食べればいいじゃない」と言ったというのは根拠が薄いと言えるのです。

イメージから作られた言葉

実際にこの言葉がどこから来たのかということは明確にはなっていません。

しかし、少なくともこれはマリー・アントワネットの発言ではなく側近の誰かの発言なのか、あるいはマリー・アントワネットのイメージから後世に作られた発言なのではないかと考えられており、イメージから作られたものであるという見解が有力です。

つまり、マリー・アントワネットはお金も湯水のように使っていた、子供が生まれた後も贅沢は変わらなかった、などという悪いイメージから、彼女がいかに世間知らずだったのか彼女がいかに平民のことを考えなかったのか、ということが伝わってしまうような発言が作られた、と考えられているのです。

まとめ

いかがでしょうか。

マリー・アントワネットの「パンがないならお菓子を食べればいいじゃない」「パンがないなら食べればいいじゃない」という発言は彼女のものではないと考えられます。

しかし、そんな発言がイメージから作られてしまった彼女は、当時本当に平民の怒りを買っていたと言えるのです。

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