マリー・アントワネットの映画を見たことがあるでしょうか。
実は彼女を扱った映画は複数ありますが、最近はソフィア・コッポラ監督、キルスティン・ダンスト主演の映画が人気です。
キルスティン・ダンストと言えば、世界的に有名な映画、「魔女の宅急便」の英語版でキキの声優を務めている人物でもあります。
この映画は第79回アカデミー賞衣装デザイン賞も受賞していますね。
この映画で使われている音楽が実は話題を呼んでいます。
それはなぜなのでしょうか。
ここでは、マリー・アントワネットの映画で使われている音楽について解説します。
マリー・アントワネットのイメージとは
マリー・アントワネットの映画というと、きらびやかなベルサイユ宮殿における上品な生活、などというイメージを持つ人もいるかもしれませんね。
しかし、監督のソフィア・コッポラは「教科書に出てくるようなマリー・アントワネットを撮る必要はない」と考えていました。
彼女はマリー・アントワネットの行動は不安定で残酷な時代で起こった反動であると捉え、歴史映画によくあるアンティークな色彩での映画の作成を望まなかったのです。
ポップ、ガーリッシュ、ファンタジー
このマリー・アントワネットの映画を表す形容詞としては、きらびやか、上品、などではなく、ポップ、ガーリッシュ、ファンタジー、などという言葉が合うかもしれません。
実はこの映画の音楽には80年代のロックが多く使われています。
そしてマカロンのようなピンク、水色、クリーム色などを基調とした映像にこのロックを乗せ、スタイリッシュに描かれているのです。
きらびやかなベルサイユ宮殿と言えば、金色や赤色などの華やかな色や宝石を思い浮かべる人もいるかもしれません。
しかし、この映画はマカロンカラーとロック式の音楽が特徴なのです。
サウンドトラックも人気
このマリー・アントワネットの映画で出てくる音楽をまとめたサウンドトラックは、普通に音楽として楽しまれています。
「映画のサウンドトラックなんて映画のファンしか聞かないでしょ」、ということはありません。
もしもロックが大好き、という人がいたら、ぜひこの音楽を聴いてみてはいかがでしょうか。
まとめ
いかがでしょうか。
マリー・アントワネットの映画にロック式の音楽が使われているなんて、面白いと思いませんか?
ベルサイユ宮殿は確かにきらびやかなお城でしたが、この映画でのマリー・アントワネットはガーリッシュに、そしてポップに描かれています。
違う視点から歴史を楽しみたい、と思う人は、ぜひこの映画を見てみて下さい。